研修報告その②

2022-08-29

第2回は、精神保健福祉士/社会福祉士の松浦千恵先生による「依存症×居場所」をテーマとした講座でした。

依存の対象になる要素はどのようなものかからはじまり、依存症の背景にあるもの、当事者の心の揺れ動きや周囲とのつながり、また「居場所」が持つ意味など教えていただき、非常に中身の濃い時間となりました…!

依存に苦しむ当事者の方と「どういうまなざしで関わっていくのか」という問いがありました。講座参加者は普段から少女・女性支援に携わるメンバーが主ですが、どのくらいの距離感で、どんな立ち位置で関係性を築いてゆくのが良いか、試行錯誤している場合が多いようです。講座後半のグループワークパートで、「自身が大切にしていること」について互いに思いを交わしましたが、関わる相手のことも、そして自分の心もどちらも守りたいという気持ちを皆が抱えているのだなと感じました。「依存症とは、つながりを喪失した孤立の病」という言葉がありましたが、だからこそ、関係性をどのように育んでいけばよいものか、非常に悩むところなのだと思います。

 

 

 

それはまさしく講座で触れられていた『支援者と被支援者の境界の保ち方』に通じる部分ですが、松浦先生がおっしゃっていた「支配とコントロールという関係からおりることが大切」という言葉もとても印象に残りました。前回のあかた先生の講座でも「被支援者からすると支援者は権力者になりうる」というお話があり、「いま、私は相手をコントロールしようとしていないだろうか」ということを、日頃から顧みなければなあと考えさせられました。
先生、ありがとうございました!


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