休眠預金活用事業報告会が終了しました

2024年5月~2025年2月まで、ハピネスでは休眠預金活用事業「子ども食堂、私設ライブラリーを通したひとり親家庭支援事業」を推進してきました。同時期に採択となった関西の3つの団体と、資金分配団体の4団体で事業の報告会を行い、成果の発表とパネルディスカッションを行いました。

NHKニュース、毎日新聞でも取り上げていただきました。

以下、ハピネスでの9.5か月の活動成果です。

  • 目次
    • 成果1:子ども食堂でのひとり親支援
    • 成果2:ライブラリーでのひとり親支援
    • 成果3:団体としての指針作成
    • 今後の展望

成果(1)子ども食堂でのひとり親支援

ハピネスの活動の中心となる、子ども食堂でひとり親支援を行いました。

  1. 延べ8103人が来館(ひとり親家庭の来館593人)
  2. 子ども食堂を週に2回開催(計77回)、ひとり親家庭にお弁当配布
  3. ひとり親家庭向けの公式ライン「ハピネス友の会」立ち上げ。情報配信や、相談受付など。現在37人登録
  4. 毎月のパントリー事業(京都府)9回開催、延べ225世帯に配布
  5. 生活相談会実施 …社会福祉士、弁護士、保健師相談(のべ23人利用)
  6. ひとり親向けイベント …お花の寄せ植え、FPによる家計管理ミニ講座

成果(2)ライブラリーでのひとり親支援

本のある居場所「まちライブラリー」をひとり親の皆様に利用していただくことで、生活に潤いを、という試みを行いました。ひとり親世帯の入会金は、500円を無料にしました。

  1. 月1回の絵本の読み聞かせを実施。延べ76人が参加
  2. 吉祥院図書館と連携。読み聞かせ、大人のための読み聞かせ講座実施
  3. 開建高校図書委員会と連携。子どもとふれあいの時間

成果(3)団体としての指針作成

1.ひとり親対応ガイドライン

  • 子ども食堂が困りごとのあるひとり親の窓口として機能したい
  • 非福祉専門職のスタッフでも、だれでも同じように対応できることを目標としました。
  • 京都市ひとり親支援センターゆめあす、南区社会福祉協議会に監修していただきました。

2.子どものセーフガーディングを作成しました。

  • 子どもの権利をまもるための、ハピネスとしての姿勢
  • ハピネスに関わる全ての人に守ってほしいこと
  • こちらは、佛教大学長瀬先生に監修していただきました。ありがとうございました。

こちらは、近日中にポスターを公開予定です!どうぞお楽しみに!!

今後の展望

  • 子ども食堂、ひとり親支援を継続
  • 読み聞かせイベントの継続 ―吉祥院図書館と連携
  • ひとり親向けイベントの開催(ひとり親どうしの横のつながり)
  • 南区の他の子ども食堂とのつながり
  • ひとり親支援団体とのネットワークを継続(ひとり親応援し隊)

休眠預金活用事業はいったん終了しますが、本のある居場所での子ども食堂、ひとり親支援は続いていきます!新年度もどうぞ応援をよろしくお願いいたします。

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活動を続けることができました。今後も子どもや地域の人たちが笑顔になれる居場所作りを継続するため、寄付で応援してくださるサポーターを募集しています!

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ハピネスは、子ども食堂、カフェ、ハウスの3つの拠点があるため、料理が好きな人、子どもが好きな人、本が好きな人などさまざまなボランティアスタッフが活躍しています。
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ハピネスカフェの収益は、ハピネスの活動資金となり、子どもや地域の人にとっての居場所づくりに活用されています。
食事をするだけでなく、地域の人が交流できるさまざまなイベントも開催されています。

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