1ページでわかるハピネス

Background活動の背景

SOSが見えにくい社会

核家族化や共働き世帯の増加、
「子育ては自己責任」という風潮によって
”子育て環境の孤立化”が進み、
子どもや保護者が、困ったときに
「助けて」と言いにくい、言う場所がない、
そんな状況を生んでいます。
頼れる大人がいない子どもは、危険な大人と
つながって事件に巻き込まれてしまったり、
保護者の抱える悩みやストレスが
立場の弱い子どもに向かってしまったりなど、
この状況は多くの危険をはらんでいます。
また、子育て世帯だけでなく、
高齢者や若者の孤立化・コミュニティ不足も
大きな社会問題となっています。

子どもの孤食 夕食を1人で食べる中高生 22.1万人 2011年 総務省「社会生活基本調査」 子どもへの虐待 2,865件/年(前年比14%増) 令和4年度 児童相談所における児童虐待相談対応件数(京都府)
共働き世帯 約60% 2015年 総務省国勢調査(京都府) 母親の孤独感 約60% 孤独感をよく感じる11.0%/時々感じる48.6% 株式会社ベビーカレンダー『孤育て』調査 2021年8月22日~8月25日
高齢者の単身世帯 2025年推計 11万1千世帯 2025年 国勢調査を基に京都府保健福祉局介護ケア推進課において推計 高齢者の孤立 会話が3日に1回以下の高齢者 4人に1人 平成21年内閣府「高齢者の生活実態に関する調査」

“みんなの居場所を作りたい”

子ども食堂の活動がスタートしたときに、
地域の役員さんから
「子どもも大事なんやけどな、
高齢者の一人暮らしの人が多いんや、
この人たちにもなんかしてあげてほしいんや」
と、聞いた一言が忘れられませんでした。
活動を通じて、高齢者や引きこもり状態から
抜け出そうとしているひと、出所者のひと、
障がいを持っているひとなど、
社会で居場所を必要としている人たちと
出会い、みんながありのままでいられる
居場所が必要だと気づきました。

2016.7 子ども食堂 働きながら子育てをするママの大変さを経験したからこそ、子どもや親が安らげるようにと、子ども食堂をスタート。 2019.7 カフェ 子ども食堂の運営費を稼ぐことを目標にスタート。子育て世代や高齢者向けのイベントも開催され、子どもだけでなく地域の人の居場所へと拡大。 2020.5 パントリー(現在はカフェにて実施) コロナ禍で子ども食堂が縮小。余った食材を活用するためスタート。母子(父子)家庭や高齢者世帯に配達し、悩み事をヒアリングして、必要なサポートを提供。 2022.3 シェルター(現ハピネスハウス) 子ども食堂をきっかけに家に帰りたくない中高生と出会う。家に帰れない少女の安全な居場所が必要だと思い、スタートする。

Business事業内容

「みんなの居場所を作りたい」という想いで広がってきた事業。
現在は3つの拠点を軸に地域の人の居場所づくりをしています。

Resultこれまでの実績

これまで、多くの子どもや地域の人に利用していただきました。
今後も、少しでも多くの人にとっての居場所になれるよう励んでいきます。

イベントに参加した地域の人
4,000
こども食堂を利用した子ども
14,906
ハピネスハウスで生活した少女
8

Awarded受賞歴

  1. 2018
    京都はぐくみ憲章 アクション賞受賞
  2. 2019
    『食で京都をもっと元気に 食プロジェクト
    SDGs
    FOOD ACTION AWARDS』 最優秀賞

Staff Messageスタッフメッセージ

ハピネスでは、約10人のボランティアスタッフと職員が参加しています。
スタッフの活動への想いをご紹介します。

Representative message理事長メッセージハピネス理事長 宇野明香

私たちが子ども食堂をスタートした2016年には、まだ「子ども食堂」という言葉は浸透しておらず、「見返りは?」と言わることもあり、協力者を見つけるのは難しい状況でした。その時の経験から、見返りを求めるのではなく、次の世代に「ありがとうのサイクル」をまわせるような社会を目指してしていくことで、より素敵な未来が待っていると信じて活動を続けてきました。
活動を開始して初めてのクリスマスを迎える頃、見ず知らずの遠方の方からダンボールに入ったお菓子の詰め合わせをいただきました。そこには「メリークリスマス!」と書かれたお手紙が入っており、心の底から本当に嬉しかったのを思い出します。その頃から、私たちと同じ想いを持ったボランティアをはじめ、活動に協力してくれる人たちが増え、今の社会への可能性を感じるようになりました。

Outline法人概要

名称
特定非営利活動法人happiness
所在地
京都市南区唐橋川久保町1番地の20
事業
  1. 1.ハピネス子ども食堂の運営(食事の提供/パントリー/学習支援/コンサルティング)
  2. 2.ハピネスカフェの運営(まちライブラリーの運営/就労体験/職業訓練/地域イベントの開催・支援/コンサルティング)
  3. 3.ハピネスハウスの運営(宿泊シェルターの運営/生活相談・支援/コンサルティング)
設立日
2019.03.04
理事長
宇野 明香
理事
西島 隼人 / 糠塚 歩里 / 金治 宏
監事
原口 祐二

さらに詳しく
知りたい方はこちら

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寄付で応援する

これまでハピネスは、多くの方のご寄付によって
活動を続けることができました。今後も子どもや地域の人たちが笑顔になれる居場所作りを継続するため、寄付で応援してくださるサポーターを募集しています!

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ボランティアする

ハピネスは、子ども食堂、カフェ、ハウスの3つの拠点があるため、料理が好きな人、子どもが好きな人、本が好きな人などさまざまなボランティアスタッフが活躍しています。
私たちと一緒に、地域の人たちが笑顔で過ごせる居場所を作りませんか?

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カフェを利用する

ハピネスカフェの収益は、ハピネスの活動資金となり、子どもや地域の人にとっての居場所づくりに活用されています。
食事をするだけでなく、地域の人が交流できるさまざまなイベントも開催されています。

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