Background 活動の背景
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SOSが見えにくい社会

核家族化や共働き世帯の増加、
「子育ては自己責任」という風潮によって
”子育て環境の孤立化”が進み、
子どもや保護者が、困ったときに
「助けて」と言いにくい、言う場所がない、
そんな状況を生んでいます。

頼れる大人がいない子どもは、
危険な大人とつながって事件に巻き込まれて
しまったり、
保護者の抱える悩みやストレスが
立場の弱い子どもに向かってしまったりなど、
この状況は多くの危険をはらんでいます。
また、子育て世帯だけでなく、
高齢者や若者の孤立化・
コミュニティ不足も
大きな社会問題となっています。

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Case実際のケース

Case01

施設職員からの罵声や
ご飯抜きの罰則が
大きなストレスに。

自立援助ホームに入所していた16歳のAさん。
実父からの虐待で3歳から施設への入退所を繰り返していた。
施設の厳しいルールや同居している子どもとの人間関係にも悩んでいたが、彼女を一番苦しめたのは、施設職員からの罵声やご飯抜きの罰則だった。

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夜も眠れない日々が続き、イライラする時間も長く、
リストカットや過呼吸により救急車で運ばれることも。
施設に戻っても「意志が弱いから」と罵られ家出を決意。
ハピネスハウスと出会い、生活する中で、現在ではアルバイトや学校、
部活など、ようやく本来の高校生らしい生活が送れるようになった。

Case02

児童相談所が把握しているから
といって
少女達が必ず
健やかな環境にいるとは限らない。

Bさんは17歳で初めて児童相談所に保護された。
ファミリーホームに入所するも、育ってきた環境があまりにも異なるため、
馴染むことができず、一時的に保護所に措置。
メンタルダウンにより精神科へ入院もしたが、治療方針が合わず、
家出をし、知り合いの家を転々としながら生活していた。

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これは、児童相談所が把握しているからといって少女達が
必ず健やかな環境にいるとは限らないということが
浮き彫りになった事例であり、行政ではサポートしきれない部分を
NPOとして細やかに支援していかなければならない。

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さまざまな年代の人が
孤立しやすい社会

子どもや親に加えて、高齢者や若者など
社会で孤立してしまう可能性のある人は
多世代にわたります。
ハピネスは、大人も子どもも
互いに見守り合える地域を目指します。

子どもの孤食 子どもへの虐待
共働き世帯 母親の孤独感
高齢者の単身世帯 高齢者の孤立
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矢印

“みんなの居場所を
作りたい”

子ども食堂の活動がスタートしたときに、
地域の役員さんから
「子どもも大事なんやけどな、高齢者の一人暮らしの人が多いんや、
この人たちにも
なんかしてあげてほしいんや」と、
聞いた一言が忘れられませんでした。

活動を通じて、高齢者や引きこもり状態から
抜け出そうとしているひと、
出所者のひと、障がいを持っているひとなど、
社会で居場所を必要としている人たちと出会い、
みんながありのままでいられる
居場所が必要だと気づきました。

2016.7 子ども食堂 働きながら子育てをするママの大変さを経験したからこそ、子どもや親が安らげるようにと、子ども食堂をスタート。 2019.7 カフェ 子ども食堂の運営費を稼ぐことを目標にスタート。子育て世代や高齢者向けのイベントも開催され、子どもだけでなく地域の人の居場所へと拡大。 2020.5 パントリー(現在はカフェにて実施) コロナ禍で子ども食堂が縮小。余った食材を活用するためスタート。母子(父子)家庭や高齢者世帯に配達し、悩み事をヒアリングして、必要なサポートを提供。 2022.3 シェルター(現ハピネスハウス) 子ども食堂をきっかけに家に帰りたくない中高生と出会う。家に帰れない少女の安全な居場所が必要だと思い、スタートする。

京都のセーフティネットをつくる
ハピネスサポーター
になりませんか?

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寄付で応援する

これまでハピネスは、多くの方のご寄付によって
活動を続けることができました。今後も子どもや地域の人たちが笑顔になれる居場所作りを継続するため、寄付で応援してくださるサポーターを募集しています!

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ボランティアする

ハピネスは、子ども食堂、カフェ、ハウスの3つの拠点があるため、料理が好きな人、子どもが好きな人、本が好きな人などさまざまなボランティアスタッフが活躍しています。
私たちと一緒に、地域の人たちが笑顔で過ごせる居場所を作りませんか?

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カフェを利用する

ハピネスカフェの収益は、ハピネスの活動資金となり、子どもや地域の人にとっての居場所づくりに活用されています。
食事をするだけでなく、地域の人が交流できるさまざまなイベントも開催されています。

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活動内容やイベント情報を発信中

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